愛知県立芸術大学 Aichi University of the Arts


音楽学コース

沿革

本コースは、音楽の学問的研究およびそれに関連した業務に携わる意志をもつ人材の育成を主目的として、平成6年度に学部と大学院(修士)が同時に設置されました。そして、平成21年度には博士後期課程が新設され、学部から博士前期課程および後期課程に至るまで、内外の優れた人材を受け入れる体制が整備されました。

概要

授業は音楽学の専門科目(学部の音楽学研究、博士前期課程の音楽総合研究、博士後期課程の博士研究指導)を中心にして行われ、英語、ドイツ語、フランス語など外国語の修得も重視されています。また、音楽の実技や理論も必修とされ、音楽の実践に密着した研究を展開することができます。在学中には音楽学部の演奏会のプログラム解説の執筆、特別講座などコース内の諸活動に参与し、実践的な研鑽を積み重ねていきます。

本学の音楽学コースでは、学部から博士後期課程に至るまで少人数であることを生かしたゼミ形式によるキメの細かい教育を行っています。1年次、2年次で音楽学の基礎を学び、3年次から各自の卒業論文の作成に取り組み、4年次で卒業論文を完成させます。卒業後の進路は一般および音楽関連企業組織への就職、教職(中高)、国内外への進学などさまざまです。